今回は土地をコインランドリーとして活用する方法についてお伝えします。
コインランドリーとして活用する場合は、土地所有者が自身で経営して収益を上げる「直営方式」と、コインランドリー業者などに土地を貸して賃料を得る「借地方式」があります。
土地所有者が自身でコインランドリーを経営して収益を上げる方法です。所有地にコインランドリーを運営する建物を建築して必要な設備を導入後にコインランドリーを開業します。
なお、コインランドリーにはフランチャイズも存在します。コインランドリー経営が全くの初心者である場合には、フランチャイズサービスに加盟することも可能です。コインランドリーは運営開始前の商圏調査が大変重要ですが、フランチャイズへ問い合わせることで商圏調査を行ってもらうことができます。
コインランドリーを運営する業者に対し、土地を貸して賃料を得るいわゆる借地方法です。直営方式と違い、コインランドリー運営の成果に関わらず毎月一定の賃料を受け取ることができるため、安定的に活用することが可能です。
一方、一度借地すると契約が満了しないと土地が返ってこないので、資産の流動性は低くなることはデメリットになります。
直営や借地に関わらず、コインランドリーに向いているのはどのような土地でしょうか。借地の場合であっても所有地がコインランドリーに向いている場合は、コインランドリー業者から高額の借地料を受け取れる可能性があります。
コインランドリーを利用する可能性がある住民が多いエリアだとコインランドリーの運営に有利です。そのため、周辺住民が多い土地、特に別途タウンと言われる住宅街が近くにあると成功確率は上がります。
コインランドリーを利用する方は、車で訪れるケースが多く、そのため幹線道路沿いのいわゆるロードサイド近くの立地だと有利になります。
また、車で訪れるため、その車を駐車できるだけのスペースが必要です。そのため、一程度の土地の大きさが必要であり、おおよそ500㎡以上が必要とされています。
所有している土地をコインランドリーとして活用する方法をご紹介しました。活用する場合も直営か借地かにより大きくリスクの取り方や収入の得方が変わってきます。
ご自身の土地や状況をよく考慮して土地活用に取り組んでいただければ幸いです。